健康診断と記帳・経理・決算書の関係

健康診断が大事だということはどなたでもわかりますね。

検査の結果、いろいろな数値で、健康を測定します。

その数値は、日々の生活、営みの蓄積として、形成していき、

ある瞬間の健康診断で、数値が出てくる。

決算書も同じです。

日々の経済取引、会計的な取引の積み重ねが、決算書と言えます。

銀行は、決算書を見て、その企業の健康状態を見ます。

実に様々な税務分析数値を用いて、その企業の健康状態を最終的に判断し、

融資をする、しない、を決めるわけです。

ずっと健康について何も考えずに経営してきた企業の決算書が、

銀行の目で見たときに、健康優良児であるはずがない、ことは誰でもわかることです。

従って、月次というような単位で、経営数字の傾向を知り、

経営の仕方を少しずつ微調整していくことによって、

健康状態を向上させることができ、

いざ、チャンスが来たときに、銀行から融資を引き出すことができ、

大きく成長を遂げることができるのです。

不健康な決算書の企業が、大きく飛翔できるはずもない、ということは逆説的に理解できると思います。

どうか、記帳、月次決算と分析、決算の段階から、私たちにおまかせいただき、

健康な決算を、より健康的な決算書を組める企業を目指しましょう。

私たちの月次は、単なる集計ではありません。価値はきっとわかると思います。(了)