確定申告時期です。
年に1度くらいしかコンタクトのない関与先とも連絡をする時期でもあります。
決算をしていると、うーん、残念だなあ、と思うことが時々。
前年よりも苦労していることが、数字で読み取れるからです。
中小企業、もっと言えば零細企業が、生き残るにはどうすればいいのか?
これは、簡単ではありません。
一つの真実。
中小企業の経営者は、職人になるのか、経営者になるのか、決めねばならない。
職人のままでは、経営はうまくなりません。そんなに簡単ではない。
極端なことを言えば、商品や顧客、営業活動に割く時間を
社長は、全体の8割に引き上げなければならない。
営業をしないで売れる商品というのは、まあ、まず、少ないでしょう。
とにかく、商品を知ってもらい、お試しいただかなければ始まらない。
美味しいものを出していれば、口コミで勝手に売上があがるとか、
遠くから白馬の王子様のようなすごい常連が来てくれるとか、
そういうことは、ないです。
商圏の中の顧客に対して、働きかけて、常連に、リピー客になってもらう、
ファンになってもらうことしかないんです。
できることをしていない経営者が多い。
どうか、決算数字だけでなく、経営の内容の見直しもする時期にしてほしいと思います。
もちろん、私にとっても、課題は同じです。ともに頑張りましょう。(了)
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