飲食店経営の難しいところは、人の問題、ということもできるかもしれません。
飲食店を始める人は、飲食店で働いていたような人が多く、
例えば、板前さん、のように料理をすることが得意、という人であったり、
そうでない人もいるかもしれませんが、
やはり、人柄として、一本義、頑固一徹男っぽい人が多いのではと思います。
しかし、飲食店の具体的な運営のほか、経営的な意思決定が必要なのが経営者。
やはり、より上手に経営していくためには、アドバイスを謙虚に受け止めて、
自分の手の動かし方を変える、そうした性格的な素養が必要だと思います。
ちょっと売上が伸びるとのぼせ、落ちるとしょぼくれる。
経営的な努力をしていけば、波は少なくなります。
私のアドバイスの一つは、常連、リピートを育てること、です。
それができれば、毎月の支払いも楽になるのでしょうが、
自分の経験、体験でだけしか、ものを考えない、
そう言う姿勢では、もちろん、圧倒的な商材を持っていればどうということないのでしょうが、長続きする店にすることは難しいと思います。
謙虚に、飲食店経営について、学び、考えて、取り組む、そういう姿勢が
健全な店舗経営の成長を達成するためには、不可欠だと思います。(了)
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